ヤンゴンからバガンへの行き方は飛行機と夜行バスのどちらが良い?

こんにちは。のぶです。

ミャンマーの観光地と言えばヤンゴン、バガン、マンダレー、インレー湖が定番です。

ですが個人的に一番のおすすめはバガンです!

ヤンゴンからは遠いものの飛行機、夜行バス、列車などでアクセス可能ですがどのアクセス手段を選ぶかはひとそれぞれ。

僕は夜行バスを使ったことがありますが、その他の交通手段も実情を調べてみました。

ミャンマーへ行く予定の方は参考にしていただけると嬉しいです。

バガンの位置と観光拠点

バガンはミャンマー中央のマンダレー地方に位置する遺跡群のある地域です。

カンボジアのアンコールワット、インドネシアのボロブドゥールと共に世界三大仏教遺跡と言われており、国内でも有名な観光地となっています。

ヤンゴンとバガンの位置関係はこちら。


A:ヤンゴン B:バガン

互いに600km程とかなり距離が離れています。

距離が距離なのでどんな交通手段でもそれなりの時間が掛かります。早く行きたければ金を、安く行きたければ時間を使うしかありませんな。

バガン内はいくつかのエリアに分かれてますが、観光拠点となる街はニューバガンとニャウンウーになります。

特にニャウンウーにはバスターミナル、空港、鉄道駅と全ての交通機関があり旅行者は必ず訪れるエリアです。

僕もニャウンウーのゲストハウスに滞在しました。

のぶのぶ

ニャウンウーは快適で便利だぞ!

ヤンゴンからバガンへの行き方

バガンを目指す=ニャウンウーを目指すことになります。

夜行バス、鉄道、飛行機とも拠点がニャウンウーにあるのでここを目指せば完璧でしょう。

でもやっぱりそれぞれで違いがあります。

※出発地はヤンゴンとしています。

飛行機

飛行機利用で知っておきたいことをまとめました。

飛行機利用の特徴

時間短縮にはピッタリ、早い
航空券が高い
スケジュール調整しにくい
ヤンゴン空港は中心地から遠い

時間短縮にはピッタリ、早い

ヤンゴンからバガンまで所要時間は約70分。

移動日当日に到着できるのでたっぷり観光できます。一番楽チンですね。

航空券が高い

バガンはミャンマー国内線で移動することがほとんどです。しかしその国内線が異常に高い。

外資系航空会社は参入しておらず国内企業だけで未だに外国人料金を取ってるとの話があります。

僕もこの料金には苦しめられました。

ヤンゴン‐バガン(ニャウンウー)は往復で2万円前後。

唯一の利点?は当日購入でも値段が変わらないこと。それくらい高いだけかもしれない。

のぶのぶ

70分のフライトで2万円は高い!ちなみにバンコク‐ヤンゴンは往復8000円程

航空券の買い方

航空券の買い方は「ネット購入」「ヤンゴンの代理店で購入」の2つ。

ネット購入はスカイスキャナーを使えば問題なく購入可能です。ミャンマーの代理店でも問題なく購入できます。

間違っても日本の代理店で購入しないこと。手数料が高いだけです。

経験上スカイスキャナーと現地代理店の価格差はほとんどありません。航空券には外国人価格が適応されるのでそこは充分補填できるのだろうと思います。

ちなみに当日購入でも事前購入でも料金はほとんど変わりませんでした。

スケジュール調整しにくい

ヤンゴン‐バガン間はヤンゴン発は大体8~9時発がメインです。

例えば深夜便で日本を出発、早朝バンコクに到着後乗り継いでヤンゴンへ到着してもバガン行きに乗り継ぐのは難しいです。

※バンコク発は早くても6時台、ヤンゴンまでのフライト時間は1時間程度(時差-30分)

必ずヤンゴンに1泊しないといけないのでその点は面倒かも。

空港はヤンゴン中心地から遠い

ヤンゴン市内からバガンへ向かう時は若干注意が必要。

中心地と空港は約17km程の距離があり所要時間は1~1時間半程度(渋滞による)です。

朝夕は交通渋滞がひどいので注意!


A:ヤンゴン空港 B:スーレーパゴダ

市内‐空港の移動手段はこちらに詳細を載せています。

バガンまでのフライトは朝便(8時発など)が多いため、2時間前までに到着するなら5時台に出発する必要があります。

この時間だとバス運行は期待しない方が良いです。前もってGrabを予約するか一般タクシーを利用しましょう。

のぶのぶ

経験上、朝7時前なら道は空いてるのでスムーズ。ただし24時間運行のバスはなぜか来ない

夜行バス

夜行バス利用で知っておきたいことをまとめました。

夜行バス利用の特徴

夜発なので時間的な余裕あり
意外と快適で寝てれば着く
安い
バスターミナルは中心地から遠い
バガンバスターミナルも中心地から遠い

夜発なので時間的な余裕あり

ヤンゴン発は夜なので慌てる必要はありません。

夕方くらいにバスターミナルへ向かえばOK。それまではヤンゴンでゆっくりできます。

意外と快適で寝てれば着く

バガンまでの所要時間は約10時間。長いですが寝てれば問題です(というか寝る以外何もできない)

乗るならツーリストバスにしましょう。座席が2-1タイプになっていてひとり旅でも問題ありません。

(僕はローカルバスに乗ったことがあるのですが最悪でした 笑)

安い

ツーリストバスは19ドル前後で購入可能。下手すりゃ飛行機の10分の1です。

ローカルだともっと安いですがやめといた方が良いです。

バスチケットの買い方

バスチケットは「インターネット」「旅行代理店」「ホテル」「バスチケット売り場」のいずれかで購入しましょう。

短期旅行でスケジュールが決まっているならネット購入を。

⇒ myanmarbusticket.com

ちなみにおすすめのバスはJJ Expressです。シートも2-1タイプなので早めに予約しましょう。

ヤンゴン駅北側にバスチケット売り場があります。

ここで買うのが一番おすすめ。

バスターミナルは中心地から遠い

ヤンゴン中心地からバスターミナル(アウンミンガラーバスステーション)までは20km程度。

空港よりも遠いです。


A:スーレーパゴダ B:アウンミンガラーバスステーション

市内‐バスターミナルの移動手段はこちらに詳細を載せています。

夜行バスの出発は20~21時。時間的余裕はありますが不安ならタクシー利用が安心です。

路線バスは安いですがバスターミナル内には入りません。一方タクシーなら自分が乗るバス乗り場(オフィス前)まで連れて行ってくれます。

のぶのぶ

タクシー運転手にバスチケットを見せてオフィスまで連れて行ってもらうのが一番!

アウンミンガラーバスステーションはかなり広くてどこに自分の乗るバスが止まっているのかが分かりずらいです。

案内版もないので初めてだと見つけられないはず。

僕が初めて行った時は路線バスを使いましたがバスオフィスがどこにあるのか分からず大変でした。

バガンバスターミナルも中心地から遠い

バガンのバスターミナルも中心地(ニャウンウー)から遠いです。

ここから各エリアまでは、タクシー、バイタク、トゥクトゥク等を利用します。

料金は要交渉。

可能ならバスターミナル出口付近で交渉した方が良いです。ミャンマーに限らずバスターミナル内やバス下車直後だとボッタクリ価格しか提示してきません。

タクシー利用だとニャウンウーまで6000チャット前後を見ておけばよいと思います(値上がりの可能性は十分ある)

のぶのぶ

バスを降りた直後に交渉しないこと!ぼったくり多し!

※ちなみニャウンウーまでは歩ける距離ではないです。

鉄道

すみません。

僕は鉄道を利用したことがないので全く分かりません。

知っていることは、

 

所要時間:約16時間
定刻では到着しない
料金:20~40米ドル

 

くらいです。

ミャンマーはまだまだ鉄道は発展していません。恐らく時間も読めないと思います。

時間に余裕があって旅情を楽しみたいなら夜行列車でも良いかもしれません。

飛行機と夜行バスのどちらが良い?

それぞれの特徴をもう一回見直してみると、

飛行機利用の特徴

時間短縮にはピッタリ、早い
航空券が高い
スケジュール調整しにくい
ヤンゴン空港は中心地から遠い

夜行バス利用の特徴

夜発なので時間的な余裕あり
意外と快適で寝てれば着く
安い
バスターミナルは中心地から遠い
バガンバスターミナルも中心地から遠い

まぁどちらが良いかは人それぞれでしょうな。

時間とお金、どっちを取るかで変わってきます。

ちなみに鉄道は使ったことがないので分かりません。時間と根性に余裕がある人向けだと思われます。

短期旅行なら飛行機で飛んだ方が早いし時間があって節約したいなら夜行バスが良いです。スケジュールを見ながら選ぶのが良いですね。

注意点はヤンゴンでの移動。空港もバスターミナルも市内からは遠いので早めに移動しましょう。

自分に合った方法でバガンへの旅を楽しみましょう!