
こんにちは。のぶです。
南米って遠いしお金も掛かるので滅多に行けないですよね。だからこそ機会があれば行ってみたいと思う人も多いはず。
でも考えてみると『どの国がオススメ?』、『観光シーズンっていつ?』『行きたいけど南米って危険なんでしょ?』なんて疑問も出てきますよね。
僕も南米を旅行したことがあるので、独断と偏見と経験(笑)でオススメを語ってみます!
オススメの国は?
南米で僕が旅行した国は、エクアドル・ペルー・ボリビア・アルゼンチン・チリです。
たった5ヶ国!?って思うかもしれませんが、南米は観光名所が多くてこれでも2ヶ月程掛かりました。
この中でオススメな国は・・・、言ってしまうと全部です!まぁ目的によって多少変わるのですが、どの国も飯は不味いのであしからず 笑
ひとつずつ見ていきます。
エクアドル
エクアドルで良かったのはガラパゴス諸島です。これは間違いない。
ガラパゴス旅行記はこちらから。
エクアドルの観光地はガラパゴス以外無いような気もします。
敢えて言えばキトにある赤道直下でしょうか?
そう言えばエクアドルってスペイン語で『赤道』って意味なんですね◎
手前にあるのは排水溝です。日本だと排水溝に水が流れる時は左回りの渦ができますが赤道上だと渦ができません。
理由は・・・よく分かりませんが自転とかそういうやつ?
また、エクアドル南部の都市グアヤキルにはイグアナ公園があります。
エクアドルの名所はこれくらいです。
ペルー
ペルーと言えばマチュピチュとナスカが有名で外せません。
でも他にも名所はあります。
ひとつはアレキパの砂漠!
もうひとつ見てほしいのがアルパカやリャマなどの動物です!
当然マチュピチュにもいます。
また、クスコから行ける『Awana Kancha』はまるで動物園みたいにアルパカがたくさんいました!
アルパカって意外と凶暴なので気をつけて・・・笑
Awana Kanchaはクスコからバス(ワゴン)に乗って行きます。クスコから手軽に行けるのでおすすめ!
でもクスコは標高が高いので辛かったら休むのが良いです。
また、これらの観光地の他、首都のリマ市内でも観光ツアーがあります。治安が悪いエリアを抜けて観光地に連れて行ってくれるので便利!
南米はキリスト教信仰の国が多く、岡の上には十字架が立っていることが多いです。
高台の山頂は治安に問題はないのですが、そこに行くまでの中腹はスラム街となっていて旅行者が立ち入るのは危険。なのでそこをバスで通り抜けて行くわけです。
あと、基本南米は食事が美味しくないのですが飲み物は良かった。特にペルーではインカコーラやピスコサワーを飲みまくりました。
左上にあるのがインカコーラです。コカコーラとは一味違う南米(特にペルー)特有のコーラ。ホント美味い!
ちなみに南米の食事は基本こんな感じです。
エクアドル本土やペルーは中華料理が一般的で量はひたすら多い!
味は・・・、まぁ美味くもなく不味くもなく。ちゃんとしたのを食べれば美味しいのかもしれない?
ボリビア
ボリビアはウユニ塩湖が超有名なので割愛します。もう有名すぎてアレですよね。
アルゼンチン
アルゼンチンへはウユニからバスで入ったのですが大変でした。ウユニからは素直にチリに抜けた方が良いです!
観光地もたくさんあるのですが、ハイライトはパタゴニアになります。
僕はブエノスアイレスから飛行機でウシュアイアに行きました。ここからパタゴニアの旅が始まります!パタゴニアはアルゼンチンやチリが複雑に入り込んでいるので出入国審査が頻繁にあります。
でも、なんと言ってもペンギンを見ることができたので最高でした!
パタゴニアでは氷河トレッキングも有名ですが、これもアルゼンチン側にあります。
普通に寒かったです 笑
ちなみにアルゼンチンの食事はこんなもんです。
これはこれで美味いんですよ 笑
チリ
チリもアルゼンチンと同様にパタゴニア観光が可能です。ペンギンも見ましたし、天候にも恵まれて景色は最高でした。
でもこの他にプエルトモントやチロエ島にも行きましたし、特にイースター島はハイライトになります。
プエルトモントは海沿いにある港街です。このエリアのホテルは高いので、バックパッカーは民泊を利用します。
僕はアルゼンチンのバリローチェからバスでプエルトモントに行ったのですが、バスターミナルには民泊のママさんが絶対いるのでそこで話をつけましょう。
僕も声を掛けられ、ママさん宅である岡の上に向かい宿泊しました。
ここの名物は魚介がたくさん入った『クラント』と呼ばれる料理です。港の方に市場があってそこにお店がたくさんあります。
歩いて向かったのですが、とても気持ち良かったです。
テクテク歩くと港へ到着。適当に歩いているとお店があるので早速注文!
これがクランテ!
貝やソーセージ、イモなどを一緒に煮込んだ料理なのですが、味が濃くて量が多い!
食べきるのに苦労しました・・・。
この後、プエルトモントからバスと船に乗ってチロエ島にあるカストロという街に向かいました。
チロエ島には世界遺産登録された教会があるので見に行きました。
また、この他に有名なのは海沿いにある高床式の建物郡。
昼間は潮も引いてますが徐々に満ちてきて水の上に立ちます。
僕が宿泊したホステルも海辺にあって気持ち良かったです。
ところでチロエ島と言えば・・・、というかチリと言えばサーモンも有名ですよね。チロエ島は漁業も主要産業なので当然売ってます。
ホステルにはキッチンがあったので早速焼くと・・・、ホステル中にサーモン臭が!!
美味しかったけど量が多かったorz
他にも色々あります。
この後イースター島に行きました。
チロエ島からサンティアゴまでバスで約13時間。サンティアゴで1泊して飛行機でイースター島へ向かいました。
イースター島はグループを作ってレンタカーで行動するのが良いです。モアイは郊外にあって歩いて行くのは不可能です。
もしかしたらバイクも借りれるかもですが道があまり良くない!
イースター島はハイライトで、みんなブログを書いているようなので割愛!
やっぱり危険なの?
南米旅行で心配なのは治安です。当たり前の話ですが日本のようにはいかず、海外に行けば僕達は外国人なので犯罪対象になりやすいです。
でも危険と言われる場所に行かなければ最低限の安全性は保たれます。
よく『敢えて危険な場所に行き度胸試しする』人がいると聞きますがこれは絶対止めてください。
この他、南米では流しのタクシーや低価格のバスが危険なのは常識で現地人さえも使用は控えている程です。
危険な場所には行かない
必要以上に節約しない
事前に治安情報を集める
南米旅行ではこれが基本です。
最低限これらだけは意識しましょう。
南米旅行は治安と費用が心配
僕が実際に旅行した南米の国を紹介してみました。
この中でどの国がおすすめなのかと言いますと・・・、それは全てです!!どこに行こうか迷っている方は全部行きましょう!
それは無理・・・ですよね 笑
南米旅行はルート決めが結構難しいです。どこかに行くとどこかに行けなくなる。
でも南米はどこの国に行っても面白いので迷ったら直感で行きたい国を決めましょう。
ただし旅行費用だけはどうしようもありません。南米はとにかく遠いので旅行にはかなりの時間と費用が必要です。
費用としては2週間程のツアーで1人70~100万円程度は見ておいた方が良いと思います。
全て自分で用意するバックパッカースタイルだと50万程度あれば大丈夫だと思います。
もちろん航空券やアクティビティ、ホテルランクによって費用は変動しますが治安の心配もあるので安いツアーや移動手段(特に安い長距離バス)は避けるべきです。
南米内での移動はバスより飛行機が安い場合もあるので要チェック。ただし標高が高い場所に行く時の移動は高山病を頭に入れておく必要もあります。
その理由は『飛行機を使って標高が低い場所から一気に高い場所に行くと高山病が発病しやすい』ためです。
例えばペルーのリマからウユニへ飛行機で行くと、標高差で気分が悪くなったりします。
日本で高山病の薬をもらって行きましょう。あまり効かないみたいですが無いよりマシです。(現地で売ってる薬は止めましょう)
観光シーズンはいつ?
南米は南半球なので、日本と季節が間逆になります。
なので僕が行った2月~4月は夏~秋となり、観光シーズンとしてはこの時期がベストです。
というか正直暑くて結構日焼けしました。
かなり日差しが強くて日焼けもしました。
上の写真は僕の腕です。めっちゃ焼けました!
また、雨季のウユニ塩湖を見たい人は3月がベストです。この時期は日本人だらけでちょっと萎えますが仕方ない!
ちなみに僕がアルゼンチンのウシュアイアに居た4月始めは雪に降られてめちゃくちゃ寒かったです。
暑かったり寒かったり大変ですが、4月は季節的には冬になり観光もオフシーズンに入ります。
パタゴニアでペンギンツアーに参加したい人は3月中が良いです。
予防接種は必要?
南米の一部地域では黄熱病の予防接種が必要なエリアがあります。例えばボリビアやブラジルの一部などはイエローカードの提示を求められることもあるそうです。
ちなみに僕はそういった経験はありませんし周りにもいませんでした。
ただし、そういったことや関係なしに予防接種は必要です。予防できるものは絶対予防すべきです。
黄熱病ワクチンは日本でも接種可能ですし海外でもいけます。僕はカサブランカ(モロッコ)の病院で受けましたが、海外の方が値段は安いですね。
まとめ
南米でおすすめの旅行先や費用、治安、観光シーズンなどをまとめました。
個人的には全ての国がおすすめですが、南米は普通に旅行してもかなりの費用が掛かるので厳選したくなりますよね。
でも節約するのは費用ではなく時間にするようにすべきだと思います。過度なお金の節約は大きな代償を引き起こすと考えて間違いありません。
安全で楽しく南米を旅行するためにも、お金はしっかり貯めておきましょう!