海外旅行でのお金の持ち方と両替のポイントは?

こんにちは。のぶです。

旅行していると急にお金が必要になることって結構ありますよね。

予定外の出費ってやつです。

国内旅行であればATMに行けばすぐにお金を引き出すことができるのですが、これが海外旅行となるとそうはいきません。

短期にしろ長期にしろ、海外旅行に行くのならお金の持ち方をきちんと考えていかないと困ったことになってしまいます。

でもだからと言って現金を大量に持っていくのは危険です。

僕も50ヶ国を旅してる最中はお金の持ち方に随分気を使いました。

なので、ここでは海外旅行に行く際のお金の持ち方についてまとめていこうと思います。

海外旅行のお金の持ち方は?

海外旅行する際のお金の持ち方としては、

 

現金

クレジットカード

国際キャッシュカード

トラベラーズチェック

 

があります。

ただし、現状トラベラーズチェックを使う人はほとんどいないと思いますし僕自身も使ったことがありません。

なのでトラベラーズチェックの説明に関しては割合します。

ここでは、現金、クレジットカード、国際キャッシュカードについてそれぞれのメリット・デメリット・利用時の注意点などをまとめていきます。

現金の両替について

たくさんの現金を持って海外に行く人はあまりいないと思いますが、間違いなく危険なので止めた方が良いです。

ただし現金と言っても日本円と渡航先のお金2種類がありますよね。

ここで気になってくるのが両替についてですが、いくつかのコツがあるのでご紹介します。

両替について

海外旅行の基本である両替ですが、

 

どこで両替するか?

どこの国の通貨をどこの国の通貨に両替するか?

 

によってお得感が変わることがあります。

それぞれについて説明します。

どこで両替するか?

両替する際には為替レートが重要になってくるのですが、大抵の場合空港のレートは非常に悪いとされています。

なので出発地にしても到着地にしても空港での両替は必要最小限にしておきましょう。

(ただし通貨によっても変わってきますので下記でそれを説明します)

どこの国の通貨をどこの国の通貨に両替するか?

両替で覚えておいてほしいことは、

 

米ドル、ユーロは日本での両替が得になることが多い

アジア圏の通貨は渡航先での両替が得になる

 

ということです。

(日本円から外貨への両替の話です)

 

基本、日本円からアジアの通貨へ両替する際に日本の空港にある両替所を使うのは愚の骨頂で絶対にやってはいけません。

現地に到着してから両替所(ホテルの両替はダメ!)を使うのが一番お得になります。

(渡航先の空港では両替を最小限にし、残りを街中の両替所を使うのがベストです)

 

一方でユーロや米ドルは日本で両替する方がお得になります。

ただしどんな通貨にしても空港より街中の両替所が一番手数料も安く済みます。

両替まとめ

両替についてまとめます。

両替は空港よりも街中の両替所を使うとお得

米ドル、ユーロは日本の街中にある両替所がベスト

アジアの通貨は渡航先の街中にある両替所がベスト

長期旅行者のポイント

長期旅行者は片道航空券で移動することも多く、チェックインカウンターで搭乗拒否されることがあります(僕も経験済み 笑)

この時、「渡航先の通貨を持っているか?」と聞かれたこともありましたし、それ以外でも現金そのものをどれくらい持ってるのかを聞かれたことがありました。

なので世界的に通用する米ドルは常に持っておいた方が無難です。

僕は所持していた現金1000ドル程を見せると搭乗できました。

クレジットカードについて

クレジットカードにはクレジット枠とキャッシング枠があります。

海外旅行をする際、クレジットカードさえ持っていけば現金を持たなくても買い物ができるのですが、キャッシング枠を使って現地通貨を引き出すこともできるので最大限に利用したいところです。

ただし、やっぱりメリット・デメリットがあるのでそれらについてまとめてみます。

メリット

クレジットカードのメリットと言えば、何と言っても現金を持ち歩かなくても良い点です。

VISA、Master、JCBいずれかのカードを持っていれば、海外でもほとんどの国でクレジット、キャッシング機能の両方を使うことができます。

クレジットカードを使っての現金の引き出しはATMでキャッシング機能を使うだけで登録口座から現地通貨を引き出すことができるのでかなり便利な機能だと思いませんか?

日本ではキャッシングって全然使わないのですが、海外では当然のように使う人も多いです。

なお、日本の口座をからだと日本円を外貨として引き出すことになるため両替の過程を通過することになります。

この時のレートはカード会社独自のものとなるのですが、大抵の場合は空港両替所などよりは良いことが多いです。

外貨を用意するための方法としてはクレジットキャッシングが一番効率が良いです。

デメリット

海外キャッシングとは言え一時的に借金しているのと変わらないので、こういったことを嫌う人も多いと思います。

日本人はキャッシングに良いイメージを持っていないので使う人は少ないですが、海外キャッシングは飽くまで現地通貨を引き出すものです。

マイナスな事をしているわけではありません(僕も頻繁に使ってます)

ただしお金を借りていることに変わりはなく、借りた瞬間から利息がつきます。

カード会社により異なるのですが、目安としては日本と同様に実質年利18%~20%が返済日ベースで換算されて手数料のような形で加わることになるので注意しましょう。

返済方法について

外貨をキャッシングした瞬間から利息がつき始めるので、なるべく早く返済するのが一番となりますよね。

キャッシングはもちろん早期返済が可能ですが、外貨の場合はキャッシングのデータがカード会社に到着するのが遅いことが多く、遅い場合は3日以上掛かることもあります。

なのでカード会社のHPでデータをチェックすることも忘れないようにしましょう。

ここで気になる返済方法についてまとめると・・・、

短期旅行の場合

日本に帰国したその日にチェックしてカード会社に連絡すれば即返済可能。

長期旅行の場合

海外から日本のカード会社に電話をかける必要があるので、スカイプや国際電話が可能なスマホなどが必要になってきます。

僕は長期で海外旅行をしていた時はスカイプを使って連絡して返済していました。

早期返済のポイント

クレジットキャッシングの返済で僕が意識していたポイントは、「如何に手間をかけないか」でした。

特に長期旅行の際には役立つポイントなのですが、早期返済する場合は銀行系クレジットカードがおすすめになります。

その理由としては、返済の連絡と引き落としが1回の電話で可能だからです。

例えば三菱東京UFJ-VISAカードでキャッシングしていた場合、キャッシングデスクに返済の連絡を入れると自動的に三菱東京UFJの口座から引き落としの流れになります。

一方、もし航空会社系クレジットカードでキャッシングしていたとすると、キャッシングの早期返済の申し込みの電話をしてその後自分で銀行に振り込まないといけません。

これだと振り込み手数料や無料回数が無駄になるので、可能であれば銀行系クレジットカードが良いと思います。

セディナカードならもっと簡単

今や一般常識になってますが、セディナカードは海外キャッシングにはかなり便利です。

ネットで早期返済できるので電話の必要もありません!

クレジットカード利用時の注意点

海外でのクレジットカード使用時における注意点をまとめます。

カード会社を分けて2枚以上用意

クレジットカードはVISA、Masterを1枚ずつ以上用意しておきましょう。

(JCBは元々使えないATMも多いのでおすすめはできません)

その理由はATM利用の際、

 

カード会社によっては使用できない

カードが巻き込まれて取り出せなくなる

 

といったトラブルが発生するからです。

(僕も中国でカードがATMに詰まって取り出せなくなったことがあります)

また、

 

使いすぎて限度額に達する

盗難・紛失の可能性

 

が起きることもあり、その対策として複数枚持つことが大事です。

暗証番号をチェック

クレジットカードを使う際には暗証番号が必要になります。

ここで注意したいのは、

 

キャッシングとショッピングの暗証番号は異なる

 

ことです。

これがごっちゃになるとさっぱり分からなくなるので整理しておきましょう。

カードを写真に撮っておく

カードが盗まれたり紛失したりした場合は即カード会社に連絡する必要があります。

もちろんネットを見れば連絡先は分かるのですが、その時に自分のカード番号がないと使用取り消しなどの手続きが遅れてしまうことがあります。

そんな時、カード自体の写真を取ってメモリーカードに保存しておけば話はスムーズに進むはずです。

緊急連絡先と合わせて保存しておきましょう。

国際キャッシュカード

キャッシュカードの中には国際キャッシュカードがあって、海外のATMから現地通貨を引き出すことができます。

例えば、

 

楽天カード

新生銀行キャッシュカード

シティバンクキャッシュカード

 

などが使用可能です。

これらの特徴をまとめてみます。

メリット

キャッシュカードはクレジットカードではないので「借金する」ことはできません。

自分の銀行口座から即引き落とされ、預け入れ額以上の金額を引き落とすことは不可能なので使いすぎを防ぐことができます。

デメリット

クレジットカードと比べて利息と手数料が高くなります。

ATM独自の手数料なども引き出す度に必要になるので、もし利用するなら大きい額を下ろした方が損しない計算となります。

キャッシュカード利用時の注意点

基本的にはクレジットカードの注意点と同じになります。

正直なところ、使い勝手はクレジットカードの方が優れていると思うので個人的にはおすすめしません。

まとめ

海外旅行でのお金の持ち方はどういう手段が良いのかをまとめてみました。

もちろん人それぞれだと思いますが、個人的にはクレジットカードが最強だと思います。

キャッシングに悪い印象を持つ人は多いのですが、海外キャッシングは別枠と捉えるのが正解です!

かなり楽ですし、一度使うと現金両替なんて目も向けなくなりますよ。

海外旅行はクレジットカードを最大限に利用しましょう!