【タイ パタヤ】海外長期滞在の準備調査を終えて感じたこと

こんにちは。のぶです。

日本と海外を行き来するデュアルライフを目標に、今回はタイのパタヤを選んで約2週間ほどの予定で滞在してみました。

こういった滞在の仕方は初めてだったのですが、簡単な感想と思ったことを自分勝手に書いてみます。

パタヤでの生活

基本的に不便しない生活でした。

多少の下痢便秘に襲われましたが、これは日本で生活していてもよくあることなので仕方ないです。

食事について

パタヤにはタイ料理やアメリカ料理、日本料理など様々な料理を味わうことができます。ただし個人的にはどの料理もかなり量が多かった印象があります。

そもそもタイ料理は量が少なかったと思ったのですが昔より量が増えてるような・・・。アメリカ料理は言わずもがな多いです。

あと値段は格段に上がってます。これはパタヤというかタイの物価が上がってる感じですね。

昔はタイ料理の屋台で30バーツくらいで食べることができましたが、今は50バーツあたりが基本でしょうか。マックとかケンタッキーなどは中級レストランの分類されるレベルでしょう。

もしかしたら物価上昇が急激過ぎてそれを誤魔化すために量を多少増やした?味については言わずもがなです。

美味しいことは美味しいですが、逆に美味しければ美味しいほど毎日食べてると飽きてしまうのも確かです。食べ続けられる料理を探す必要がありますね。

アパート住まいについて

今回の滞在では3つのサービスアパートメントに泊まってみました。値段的には中級~格安アパートでしたが充分に快適でした。

アパートで一番重視したのは、

作業環境が整っていること

です。

これがないと話になりません。

中期滞在なのである程度快適に作業でき、生活できる場所でなければ暮らせません。
遊びではなく生活目的なのでドミトリーなんてありえないです。

その点で言うと今回はサービスアパートを選んで正解でした。
ただしもっと快適なアパートがあるのでそこに泊まり続けられるようにがんばります。

やはり不安も感じた

ある程度快適なパタヤ生活を送っていましたがやはり不安も感じました。

一番大きな不安は食事です。
例えば海外食事ネタでは、『海外では野菜を摂る』なんて言われますよね。

でもこれについてはタイでは問題ないはず。ご飯に乗せてもらうこともできるし野菜炒めなどもあるので摂ろうと思えば摂れます。

ただしやっぱり安食堂や屋台では調味料的な問題もあります。確かに値段は安いですが栄養面でかなり隔たりが出ますよね。

それにタイと言えば極端に甘いもの(アイスコーヒーやミルクティー、スイーツ)が多くて、それがまた美味しいですよね。またパタヤには決して栄養に優れているとは言えないアメリカ料理も多い。

これはホントに危険です。太るだけじゃなくて糖尿病一直線でしょう。
長期滞在するなら食生活は非常に大事です。そこに年齢は関係ありません。

食べ物の問題は結構深刻に捉えた方がよいですし、僕はそれにすごく不安を感じたのは確かでした。

この生活を続けますか?

パタヤでは僕なりに切り詰めて食費を切り詰めてみましたが、がんばっても1日150バーツくらい掛かりました。屋台や安食堂、コンビニを利用していたのでこのくらいかなと。

でも正直、現地人(タイ人)でも1日全てを屋台とかコンビ二で済ますなんてしないと思います。
体に良くないのは明らかですし、バンコクなどでは屋台自体が減りレストランが増えてきてますしね。

僕は今回サービスアパートメントに中期滞在しましたが、バックパッカー以外の放浪者でもドミトリーを寝床にして宿泊費を安く済ます人もいます。

そんな中で「1ヶ月5万円で生活できるか?」なんて話題はいつも盛り上がります。
急激な物価上昇やバーツも高くなってきていて難しくなっているにも関わらずです。

やってる人が実際に存在する以上、まぁ不可能ではないと思います。ただし可能だとしてもこんな生活を続けたいと思いますか?

1週間とか2週間なら問題ないでしょう。
でもそうでなくてずっとです。

申し訳ないですが僕は嫌です。というか1ヶ月5万円生活なんて普通にできないし、するつもりもありません。

それは今回の旅行記を見ていただければ充分分かってもらえると思います。
世界一周していた時は何とも思いませんでしたが、あの時と今では自分を取り巻く環境は全く違います。

周りの環境や自分自身は時と共に変わるものなので、当然それに対応していくのが至って普通です。
いつまでも同じでいられるはずがない。

年齢と共に体力が落ちていくことは避けられませんし、若ければ無理して良いわけでもありません。
知らず知らずの内に体力を奪われて病気になることもあります。年齢を重ねた後に出てくる影響だってあるのです。

それに自分で何かの作業をしているなら生活環境は大事ですよね。

『世界中どこでも作業できる』なんて言いますが劣悪な環境で作業はできませんし、そんなのは人としての生活ではないです。
個室だとか作業用デスクがほしいとか、何気ないことですがこれはとても大事なんです。

きちんと作業して結果を出さないと死ぬだけですからね。
まともな生活ができないなら海外放浪なんてすべきではないです。

1ヶ月5万円生活なんてどう見たってまともじゃないですよ。
今は良いとしてもいずれ破綻します。
破綻した時どうしますか?って話です。

それでもまぁ20代前半とか若ければまだマシです(おすすめはしないですが)。でもそれこそ30代後半以降で延々と海外放浪してる人に未来なんてあるはずがありません。

先にもお話しましたが、若くても食事不殺生は後々必ず影響します。
パタヤで食べられるタイ料理やアメリカ料理は極端に味が濃く糖尿病一直線は間違いないでしょう。

糖尿病は恐ろしい病気で死に至ることも多いですし、そうなると医療費どうしますか?

保険料すら払ってない放浪者もいます。そうなると死ぬしかないわけですが一番迷惑が掛かるのは両親や兄弟です。

情けなさ過ぎですね。

放浪者は『自分は病気なんてかからない』と思ってる人も多いですが、そんな保障はどこにあのでしょう。

それに30代半ば以上の年齢で月5万円程度のお金を使えない状態なんて明らかに異常で明るい未来など絶対ありません。

そんな年齢でこんな生活続けてる人は相当捻じ曲がってる人です。もはや日本社会に復帰できない真の完全世捨て人でしょう。

日本に家が無い
税金や年金は払ってない
「支払い義務があっても」の場合)
保険未加入
収入があっても確定申告しない
(脱税は犯罪です)
自分に近寄る人間を疑い否定する
やたら日本を否定する
(ただし日本のパスポートや日本語は使う)

こんな感じです。

信じられないかもしれませんが、こういった人は本当に存在します。

自分が一番正しいと思い込んでいて、間違っていても周りにそれを指摘する人がいない。いたとしてもその相手を全力で否定して言うことを全く聞かない。

『海外で日本人を騙す日本人』などもそうだと思います。
当の本人は全く気づいてないでしょうが…。

それなりの収入がある人は長期間こんな生活しませんよ。
生き方は自由です。日本社会を捨てて一人で放浪してれば文句を言ってくる人もいないでしょう。

ただしこういった人はロクな死に方ができないと思います。というかまともな死に方を選ぶ権利がないです。

僕は実際にそういった人を見てきましたし、特にバックパッカーしてるとこういう人に遭遇する機会は多いはずです。

生き方は自由だが死に方の選択肢は狭い

1ヶ月5万円生活の話ではないですが、期限付きバックパッカーという身分以外で生活を切り詰めながら海外放浪をしている人もいます。

僕も世界一周してた時はそうでした。宿を予約する時は最安値のドミトリーを選びます(キッチン付きで最安値!)飛込みの時では値段を聞いて安いところを選んでました。

ただしこんな生活はもちろん期限付きです。ですが無制限でそんな生活をしている人達がいるのも確かです。

でも残念ながら『いざ戻ろう!』と思っても日本には戻れないか、戻ってもロクな日々が待ち受けていないはずなのです。

よく「縛られる生活は良くない!」なんて言われてますよね。特にネット業界の有名人はこぞって言うセリフだと思います。

僕自身もこれは確かだと思ってますが…、これは当然の事ながら心身共に健康的な生活環境がある上で言うセリフですよ。

こういった人達は相当な努力をしてます。だからこそ言えるセリフなんですよね。

安住の地は必要ですよ

海外長期放浪は諸刃の刃だと思います。

僕自身は2年の世界一周から日本に戻り社会復帰しました。そしてその後、自分で仕事ができるようになりました。
ただしこれが『できない』『しない』人がいるのも確かです(少数派だとは思いますが)

でも住所不定無職って一番ダメです。これは世界中どこへ行っても共通認識です。
何もなしに世界をフラフラしてる人って正にこれです。これはさすがに不味いですよね。

どの国にも定住していないので滞在期限に悩まされたり、常に安宿をチェックしながら良いとは言えない環境で生活し続ける…。

こんな生活を延々と続けていて、それが『居心地が良い』『決して悪くない』と思う人はさすがに重症です。
はやく目を覚ましてください 笑

もちろんまともな生活ができるような収入があるならよいかもしれませんが、そもそもそんな収入のある人はフラフラしてません。

完全に日本を捨てて生活するなんて無理ですよ。やはり日本人は日本をベースにして生活することが結局一番安泰です。

ちゃんと税金払って生活してください。
そうすれば最低限の保障は受けられるはずなので 笑

でもやっぱり海外生活に憧れる…って人は多いはずです。

それなら日本に住む上で、日本と海外を自由に行き来するのが一番良いです。
今回僕のパタヤ中期滞在は日本と海外とのデュアルライフ実現への調査が目的でした。

『日本で定住する場所を確保し、その上で自由に海外を行き来する』

完全に世を捨てず、でも組織には属さず自分自身でお金を稼いで生活を実現するスタイルは一番の理想ですよね。

世捨て人と世を捨ててない人の良いとこ取りなので完璧でしょう!

今回はパタヤを調査しましたが、可能であればこの他にも色々調査していきたいですね。